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特に書くこともないのでクラスメイトのK君(文中では"彼")と話したことを書きます。

※何の専門知識もありません。ただ好き勝手喋ってるだけです。気が向いたら詳しく調べようと思います。

 

◎AI(Artificial Intelligence:人工知能)について

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新しい人工知能が開発されると、次の人工知能はその新しく性能の高い人工知能を用いて行われるので、それまでの半分の時間で開発できる。つまり、人工知能の性能は指数関数的に増加するといわれている。その結果人類の知能レベルに達するのが、2045年といわれている。決して遠い未来ではない。その時点を技術的特異点と呼び、その後の世界は人類の意識では想像できないものになるらしい。技術的特異点後のAIの姿がドラえもんとなるかトランスフォーマーとなるかは誰にも分からない。

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・果たしてロボットが人類の脅威となりうるのか

というのは、ただ考えることしか出来ない人工知能が、トランスフォーマーのように人類を攻撃することが出来るのか、ということ。要するに、どんなに頭の回転の速い天才テロリストでも、手足が不自由だったら他人に危害を加えることはできないということ。ここまでが彼の意見。

しかし僕としては、手足が不自由なテロリストも他人に危害を加えることは出来ると思う。だって部下に命令すればいいのだから。

既に2000年問題ではミサイルの誤発射などが懸念されていた。要するに、コンピューターは考えるだけではなくてその結論を電子信号を介して物体を物理的に動かすことに結びつけることが出来る。だから、人工知能が人類を滅ぼす方法を考えたら、後は同期済みの戦車やらミサイル発射基地やらに指示を出せば人類を攻撃することが出来る。

だったら電源抜いちゃえばいいじゃんという彼の意見もあったが、既にロボット掃除機の"ルンバ"というものが開発、実用化されていて、電源を内部に取り込んで自由に移動できる人工知能が開発されてもおかしくない(といか開発されない方がおかしい)。

ちなみに、本当に天才のテロリストならば、部下に命令するまでもなく、催眠術使うなり洗脳するなりして、敵を直接殺すこともできるかもしれない。要するに、人工知能がミサイルのような兵器に指示を出すまでもなく、ターゲットを説き伏せて自殺に追い込むなどの技術も習得するかもしれない。

以上より、性能さえ上がれば、人工知能が人を殺すことは可能であろうと思われる。

・そもそも、何で人類を攻撃するのか

もちろん、攻撃するというのはあくまで可能性であって、その目的まで明確にされているわけではない。しかし、彼がものすごく分かりやすい具体例を出してくれたのでここに記しておく。

ロボットというのは、目的がなければ行動しない。そしてその目的というのは、始めは人類が設定するものである。ということは...もし人類が「地球環境を守るために最適な方法を考え、実行せよ」という指示を人工知能に与えたら、「地球環境を守るには人類を一人残らず滅ぼすのが最適な方法である」という結論を出し、実行してしまうかもしれない、という仮説。実に分かりやすい。

 

相対性理論応用版

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小説「涼宮ハルヒの消失」の最後の闇鍋のシーンにおいて、主人公の"ハルヒ"が、「古代から伝わってきた伝説の闇鍋」の存在を願った瞬間、その伝説の闇鍋が本当に過去から伝わってきたという場面がある。もちろん、日常的にはあり得ない、願ったものが過去において発生するという一見意味不明な現象である。

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という現象が、彼曰く理論上おこりうるらしい。相対性理論によるとそれぞれの物質に流れている時間は別々であることは有名だが、時間が違うなら、基準となる時刻を一つ定めれば当然その後の時刻は人によって異なるものとなる。 

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実際はこんなに大きな差が現れることはまずないが、相対的に動いている物体間には僅かながらも時間の差が絶対にあるらしい。

というわけで、あくまで理論上の話なので100年分くらいの時間のずれが生じることがあると仮定すると、涼宮ハルヒの闇鍋現象も説明できることになる。

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と、いった感じで、ハルヒが願望を声に出していったとすれば、それを100年前の時間軸に存在してる誰かが聞くかもしれない。そしてその人が、「ハルヒって人は闇鍋が欲しいんだな」とつぶやくかもしれない。それをさらに100年前の時間軸に存在している誰か、すなわち今から200年前の誰かが聞いて、さらに呟くかもしれない。それが延々と繰り返された結果、その思いが古代人に伝わるかもしれない、という仮説。

 

◎今僕たちが存在している世界は元は全く別の世界で、何らかの形で変化したものである、ということを証拠なしに断定できるか否か

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涼宮ハルヒの消失」では、主人公のキョンを残して、世界が一気に変化してしまう。具体的には、登場人物のハルヒが突然世界から消えてしまい、さらに、世界全体がハルヒのいない世界に変わってしまうため、その異変に誰も気づかない(というかその世界ではそもそも異変ではない)という大事件が起こる。

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分かりにくいと思うので図で説明すると、キョン以外の人間(を含む全ての世界)は、世界が変わった時点で、もともとハルヒのいなかった時間軸を生きてきたことになる。しかし、キョンだけは過去が塗り替えられなかったせいで「ハルヒのいる世界」の記憶が残っているため、異変に気付く。

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仮に今の世界が変化後の世界だとして、変化前の世界の例として次のようなものが考えられる。

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この図を見ると、現在2015年の時点では、始めからアメリカが勝利していた場合と日本が勝利してから世界が変化した場合とで何の違いもないことが分かる。よって、1945年の時点で日本が戦争に勝っていた可能性は否定できない。さらに、ここでいう"変化"というのは、人々の記憶をいじるだけではなく、事実自体を変えてしまうことである。

彼の意見によると、過去の事実というのは現在の記憶やデータ(日記など)からのみ判断することが出来るのだから、過去の事実=現在ある証拠、であるという。しかしそれに対する反論として、以下のように考えた。

物理法則に基づいたこの世界は、全ての粒子の状態を求めれば未来を計算することが出来る。しかし現実的には、すべての粒子の状態を求めることは人類の技術的に不可能である。だから、計算できない。

ここで、状態を求めれば、という仮定上での計算できるか否か、という問題と、現実問題技術的に計算できるか否か、という問題は別の問題である。

しかし、別の例もある。例えば、宇宙の最終形態の説の一つとして、宇宙空間内が無限に増加した粒子で埋め尽くされ、粒子は移動は愚か振動すらできなくなる、という説がある。その場合、宇宙空間内に動きはなく、静止画のようになる。もう少し分かりやすく言うと、映像を一時停止したような状態になる。そうすると、宇宙には時間が流れなくなるらしい。なぜなら、時間という概念が意味を持たなくなるから。ただ意味を持たなくなるだけではなく、存在すらしなくなるらしい。

過去の事実と現在の状態との関係がこちらの具体例と同じ性質を持つのならば、過去の事実=現在の状態、ということになる。

どちらなのかよく分からないがとりあえず前者の仮定(過去の事実は現在の状態からしか測れないが、同じものではない)に沿って考えたい。

 

しかし眠くなってきたので続きはまた今度。

ドラゲナイ、ドラゲナイ